“ECONOVA”サービス発足メンバーによるクロストーク

CROSSTALK
中川 暢也 と 酒見 一幸

Microsoft Azureの運用コスト増加に対応する
コスト削減ソリューション「ECONOVA」(エコノバ)。
年々増加するライセンス費用の削減をはじめとし、
クラウド利用状況のモニタリング、最新のAzure情報の提供など

Microsoft MVPホルダーを中心にMicrosoft Azureの専門家が
顧客のニーズに合わせてサポートを行います。

“どのくらいコストが削減できるか…”まずは無料診断から始められるという点は
「お客様第一」という考えの元に生まれたサービスならでは。

どのような思いでサービスを立ち上げたのか、
ECONOVA発足メンバーに語ってもらいました。

MEMBER

中川 暢也

中川 暢也

2005年日系SIer/ベンダーにて、サーバエンジニアとしてキャリアスタートインターネットバックボーンネットワークの設計構築に従事2013年株式会社プログデンス入社。
インフラシステムに関するプリセールス、プロジェクトマネージャ案件を多く経験現在はITコンサルタントとしてIT戦略/構想、人材育成におけるコンサルティングに従事2023年10月20日株式会社プログデンス子会社である、株式会社プログライブコンサルティング代表取締役就任資格:PMP(プロジェクトマネジメント認定資格)

酒見 一幸

酒見 一幸

2011年 独立系SIerにて、独立行政法人や大学等のプロジェクトに従事。
ネットワークインテグレーション、仮想化環境導入、セキュリティクラウド展開などを経験。外資系SIer: 英語を活用した社内プライベートクラウドの構築・導入、Azureを利用したシステム開発に参画。
日本マイクロソフト株式会社: 様々な業界のお客様へのワークショップ、設計書のレビュー、トラブルシューティングなどを担当。
2024年8月Microsoft MVP受賞。

Question 01

ECONOVA(エコノバ)とはどのようなサービスですか?

コスト削減だけで終わりにしない。
“ECONOVA”は運用までお客様と伴走します。

中川

シンプルに言えば「Azure」を活用したコスト削減ソリューションです。Azure、AWSなどクラウドサービスの需要が年々増加すると同時に、導入したはいいけどライセンス費用が上がって経営サイドからコスト削減を迫られる、という課題は、IT環境の予算を任されている情報システム部門にとって、頭が痛いところではないかと思います。私たちは、そのようなお客様のために、解決策の一手段として『ECONOVA』というサービスを立ち上げました。
差別化の点で言うとどうですか?酒見さん。

酒見

まずはMicrosoftに特化しているということ。次に、伴走型のサービスとして長くお客様のIT課題を支援していきたいということです。「コスト削減できましたね!」で終わりじゃなくて、システムの使い方やクラウドの運用について支援・トレーニングするところまでお客様と一緒に伴走する。それが、ECONOVAの真の価値だと考えています。特に私の場合、以前勤めていた日本マイクロソフト社での経験はもちろん、Azureを中心とした開発・運用実績やナレッジも役に立てる場面が多いと思います。

中川

酒見さんはAzureの分野でMicrosoft MVPも獲ったしね。無料診断があることも一つのメリットだけど、MVPが診断してくれるとなったら、お客様も安心してくれるんじゃないかな。

酒見

無料でリスクや気付きを提供できると言っても、確かな知識や経験がないと、お客様からすると確かに納得できないかもしれませんね。そういう意味では、Microsoft MVPは一種のブランドというか、アドバンテージになるので、受賞できて良かったです。酒見という人間を通じて、この会社やECONOVAのことを広められたらいいなと思います。

中川

そうですね。ECONOVAという「Azure」を活用したきっかけを作り、コスト削減を実現させ、浮いたコストをどこに投資すべきか、それによってどんなリスクや効果があるかなどをコンサルティングしていく中で、私たちの事業範囲や価値を知ってもらう機会にできると嬉しいです。

Question 02

サービス開発の経緯について教えてください

テーマとして持っていた「Azureによるコスト最適化」。
我々は第三者の立場でコスト削減を追求しています。

中川

毎週、新規事業検討の会議をしている中で「Azureによるコスト最適化」は一つのテーマになっていたし、酒見さんが登壇した技術セミナーでもよくテーマにしてたよね。サービス立ち上げのきっかけは、やっぱり酒見さんの存在が大きかったと思うんだけど。

酒見

そうですね。ずっと構想はしていて、技術者が集まるイベントでAWSを活用したビジネスモデルを知って、それを参考にAzure版の伴走型にカスタマイズしたというと分かりやすいですかね。でも、お客様に寄り添ったサービスにしたいというこだわりはありましたよね。例えば、とあるベンダーにクラウドを勧められ、安くなると思って導入したのに、人件費やランニングコストのことを考えると実はそれほど変わっていないとか。でもどうすればいいか分からない。そういった悩みに向き合いたいです。

中川

そう。以前オンプレを使っていた企業があるんだけど、その頃のほうがよかったんじゃないかという感想まで耳にする。

酒見

「お客様に寄り添う」という点で言うと、他にもありますよ。我々の会社が「Azure」のライセンスを販売しているわけではないので、第三者の立ち位置でコスト削減を追究した提案ができます。ライセンスの販売もしていると、「使ってほしい」という前提があるから、本当の意味でお客様の立場になれない。お客様と利害関係が一致する立場だからこそ「お客様に寄り添う」と言える気がします。

中川

その通りだと思います。「お客様第一」というのは経営理念でもあるので、ECONOVAは会社が向かうべき方向性としても合ってるしね。

Question 03

ECONOVAに携わっているメンバーの役割を教えてください。

現在は複数名で取り組む体制を作っています。
「Azure」のトップ技術者と仕事をしたい人も増えていますよ。

中川

ECONOVAのサービスサイトは私一人で制作しました。最近は便利なツールがたくさんあるからさくっとね(笑)。あとは、外部の営業会社やベンダーさんに、私たちのサービスを紹介してもらえるような営業活動を担当しています。まだ数社に提案している段階ですが、引き合いがあれば、あとは酒見さんにバトンタッチという感じで。

酒見

お客様へのヒアリングや、どの程度コスト削減していくかというアセスメントは私の役割です。無料診断もその一環ですが、体は一つしかないので、今後事業拡大していく時は、メンバーを増やしてスキルトランスファーしていくなど、複数名で取り組んでいく体制づくりが必要になると思います。

中川

酒見さんはプログデンスグループの中でも「Azure」のトップ技術者なので、酒見さんと一緒に仕事をしたいという人も出てきているんだよね。事業が拡大していけば、プログライブコンサルティングだけじゃなくて、プログデンスグループ全体で取り組んでいくつもりです。

酒見

まだ先の話ですけどね。

Question 04

ECONOVAを立ち上げる時のエピソードを聞かせてください。

「Azure」のコスト削減ソリューションにサービス名がほしかった。
サービスの見せ方についてはこだわっています。

酒見

「Azure」を使ったコスト削減のソリューションはもともと提供していましたよね。

中川

そうそう、以前から業務の一環でやってきたことだったので、要件に合わせて見積もりを作成していたのが、サービス化によって料金体系や約款など裏側の建付けを行ったという違いですかね。だからすでに取引あるお客様は今までと変わらないかもしれない。提供している価値は同じだから。

酒見

サービスの名前をつけるのが大事だったんですよね。サービス名は、言わば社内外の共通言語で、「これがやりたい、これがほしい」という要望がクリアになる。サービス名があることで問い合わせもいただくようになったし、だからサービスの命名はシンプルだけど大事。

中川

あとは、サービス名があることで新しい顧客開拓や知名度向上の狙いもある。私たちを知らないお客様の立場になって、このソリューションをサービスとしてどう見せるか、お客様が上司にどういう情報を出せば納得してもらえるか、そのあたりを考えるのは、私たち自身、これまでやってきたことを見つめ直す良い機会になりましたよね。

酒見

名前は二転三転しましたけどね。

中川

最初、私がサービス名を企画して酒見さんに見てもらった時、「イケてない」って言われたんだけど(苦笑)。渾身のアイコンまでつくったのに。

酒見

んー、すみません。サービス内容と照らし合わせた時にしっくりこなかったんですよね。例えば、ECONOVAの「ECO」が省エネから由来しているように、サービスの意図や発音にはこだわりたかったんですよ。

Question 05

今後の展望をおしえてください。

まずはサービスのPR。
Microsoft MVPホルダーを増やすことも良いかもしれません。

中川

2024年11月にリリースしたばかりなので、サービスを広めつつ、
「ECONOVA」として取引できるように商談を進めたいです。

酒見

ECONOVAを展開していくこと自体は、それほど難しくないと感じています。まずは新しいお客様との信頼構築や実績を積んでいくことが大事かなと。

中川

酒見さんがポイントになるサービスなので、
どこまでなら一人で対応できるか最初の段階で確かめておく必要もありますね。

酒見

Microsoft MVPを社内に一人、二人と増やしていくのもありかも。

中川

それは良いブランディングになりそう。

※ 本情報の内容 (リンク先などを含む) は、2025年3月時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。